在宅時間が長くなり、今年初めてテレワーカーになったという人も少なくありません。
おしゃれで使いやすい書斎にするなら、テレワーカーの仕事の意欲も上がり、読書好きには寛ぎの空間ともなるのでおすすめです。ここで、テレワーカーや読書好きにおすすめな書斎の収納アイデアを紹介します。
テレワーカーにおすすめな書斎収納アイデアの5つのポイント!
書斎というと、本棚や書類ケースがいっぱい並び、机の上や周辺は普段使うアイテムが配置されている、というイメージがあります。しかし、最近では電子書籍が増え、データはPCやUSBなどを利用して保管するため、本や書類を使うことが少なくなってそのまま本棚に並べてあるだけということもあるでしょう。
また、パンデミックや緊急事態のときは、自宅の書斎で長時間仕事をするということも発生します。特に今年はテレワーカーが一気に増え、書斎を片付けるところから始めたという人も少なくありません。
さまざまなテレワーク用のアプリでは背景をコーディネートすることもできます。しかし、おしゃれですっきり片付いた書斎なら、そのまま映って背景になるほうがおしゃれですよね。また、使いやすい書斎ならモチベーションも上がるはずです。
ここで、おしゃれで使いやすい空間としての書斎を作る、5つの収納アイデアを紹介します。
書斎収納のポイント①「断捨離」
数年読み返していない本、もう見ることがない書類、最近使わなくなったアイテムなど、「いつか使うかもしれない」と保管しているものはありませんか。
引っ越してきてから数年、または書斎を使うようになってから1年以上使わないものがあれば処分することを検討しましょう。
まず、使いやすい書斎収納には、思い切って本棚の中の「断捨離」を考えます。毎日・毎月使うものはどこかにまとめておき、その後、本や書類の使っていないものを集めます。
すぐに処分しなくても、一度まとめてしまったり出してしまったりすると、意外と「書斎になくてもいいもの」と考えることができるようにもなります。
書斎には、頻繁に使うものやテレワークで必要なものだけにすることが、書斎のおしゃれな収納のポイントになります。
書斎収納のポイント②「大きさを合わせる」
書斎に欠かせない書棚・本棚を整理し、すっきりと見せるには大きさを合わせることがポイントです。
家具の大きさよりも、書棚や本棚に入れるものが同じ大きさでまとまっていると、使いやすい書棚になります。
「高さが違う、厚みが違う、サイズが違う」本の大きさは事典から小説までさまざま。
バラバラに並んでいると、雑然としている、または片付いていないという印象が強くなります。そこで、可能な限り、大きさを合わせて並べましょう。
1冊もしくは数冊しかない本であっても、ブックエンド(本立て)などを活用して、スペースを作ったり、数冊しかない本を独立させたり。
本の大きさの違いをアクセントにすることもできます。スペースがあるなら、お気に入りの本を表紙が見えるように立てて、配置するのもおしゃれです。
書斎収納のポイント③「机の上には置かない」
頻繁に使うものや定期的に使うものだから、机の上に並べていたり配置したりしていませんか。おしゃれで使いやすい書斎収納を目指すには、書斎のデスクに可能な限りものを置かないこともポイントです。
今までは、手の届くところに普段使用するアイテムや使うかもしれないものを置いていたかもしれません。
しかし、机の上がすっきりした状態を保つことに慣れていくと、「机の上にはものを置かない」ことが普通になってくることがあり、すっきりした書斎になり始めます。
テレワーカーであれば、パソコンを配置した後、最低限必要な筆記用具とメモ帳などの用紙くらいに留めておくとすっきりしますよ。
書斎収納のポイント④ケースやカゴを使う
今までは机の上に並べていたものは、100均などでも購入できるフタ付きの書類ケースにいれてみましょう。
一般的な書類ケースはA4サイズで厚みは4〜5cm程度ですが、書類はもちろん、小物などいろいろなものを収納できます。
横にして使うなら、いくつか積み重ねて収納できるので、机の下や足元に積み重ねておけます。スペースが限られているなら、縦型に使うこともできるので本棚に本と同じように並べることもできて便利ですよ。
書類ケースに入らないものは、メッシュや布製のカゴを使うこともできます。この場合は、カゴのサイズが決め手です。本棚の奥行きをしっかりチェックして、収納アイテムを選びましょう。
本棚にしっかり収まるサイズなら、すっきりした見栄えの良い書斎ができます。
書斎収納のポイント⑤「飾る・見る」専用スペースを作る
書斎は本棚と机、本と書類のある場所ではなく、「仕事をする場所」・「考える場所」というイメージに変えてみましょう。これは、おしゃれな書斎作りのポイントです。
最近では、壁に簡単に取り付けられる収納棚や飾り棚があります。壁の収納は、魅せる収納になるインテリアのひとつ。お気に入りのアイテムやコレクションの一部を「魅せる」ように並べてみましょう。
また、本棚の一部をコレクションスペースにすることもできます。頻繁に読み返すことのない本は、100均で購入できる「本収納Box」や「コミック収納袋」などを使い集めてしまいます。そして、空いたスペースにコレクションやお気に入りアイテムを置いてみるのはいかがでしょうか。
使いやすい書斎にする収納アイデアの基本は?
テレワークで必要なものを手元に置いておきたい。
電子書籍が増えたといっても、やはり本はハードコピーで読みたい。
テレワーカーだけでなく、書斎を頻繁に使う人は、書斎や机周辺が便利なことが大切です。とはいえ、ものが多すぎたり乱雑になっていたりするのは効率もモチベーションも下がりかねません。
ものが増えやすい書斎でこそ、アイデアひとつですっきりとおしゃれな場所にすることができます。書斎を使いやすくしたいときの収納のポイントは、
- 本もアイテムを出し入れしやすい状態にしておくこと
- ものを置くルールや配置が決まっていること
この2点を考えながら、本棚や机の上をチェックしてみましょう。おしゃれな書斎なら仕事の意欲も上がり、テレワーカーに寛ぎの空間ともなるのでおすすめです。
まとめ
ちょっと気になるテレワークの接続場所。
テレワークが中心となると、今までは頻繁に使うことがなかった書斎を使いやすくおしゃれな場所にしておきたいと思うもの。
そのときにこそ、収納アイデアを生かして、書斎をすっきりさせてみましょう。
リフォームしたり家具を変えたりしなくても、ちょっとしたアイデアが限られた書斎というスペースに変えてくれます。